記憶の備忘録

日々の記憶をメモしています

君たちはどう生きるか

こんばんはです。

宮崎駿監督の新作アニメタイトルが「君たちはどう生きるか」に

決まったそうですね。

宮崎駿監督は、いったいいつの作品で最後とするのかが気になりますが

まだ監督業は辞めなさそうですね。

 

今回のタイトルからしてわかるようにファンタジー路線は外してきましたね。

この「君たちはどう生きるか」のタイトルの元になった原作は

今年に漫画化もされていて、少し前に原作も漫画も両方読んでみました。

とても良い作品なので、まだの方はぜひ読んでみてほしいです。おすすめです!

 

内容ですが、主人公の本田潤一くん(コペルくんと呼ばれています)が

日々の生活の中で体験したことや感じたことについて、

叔父さんが「ものの見方」や社会のしくみ、構造や関係性を伝えながら

コペルくんの考えを補完しているように、私は感じました。

 

話の中に出てくる「ものの見方」のところで、

 

 自分たちがいるこの地球が、宇宙の中にある1つの星として考えたときに

 この大きな宇宙の中を地球が動いているのか

 それとも自分たちの地球を中心に、周りが動いているのか

 

という内容の所があるのですが、私はここがとても好きで、

生きていく上でとても大事な考え方・捉え方だと思っています。

自分事と捉えるか、それとも他人事と捉えるか

この選択で「その先」が大きく変わっていくと思います。

 

ネタバレになってしまいますが

「僕たちは、自分で自分を決定する力を持っている」という言葉は

何度見てもグッときます。

自分の人生の決定権を他人に委ねないこと。すごく大切ですよね!

 

コペルくんの名前は、地動説を唱えたコペルニクスからきているのですが

私は、叔父さんが「世の中は自分中心に回っているのではない」ということを

覚えていてほしいためにコペルくんと呼んでいたのではないかと感じました。

 

今いる環境はすべて自分が作り上げた環境であること。

これからいたいと思う環境は自分が作っていけること。

 

宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」がどんな作品になるのか

2~3年後に完成との事なので、今からとても楽しみです。